最終日
夜が明けて最終日。今日も朝早くに目が覚め、旅がもうじき終わってしまうことの寂しさを覚えながらも、さっさと荷物をまとめる。朝食はとらず精算を済ませ、朝6時過ぎにはホテルを出た。そしてまずは、国道169号を真っ直ぐ南下し、名阪国道の天理ICへと向かう。昨日の夕方には交通量の多かった街中の道も、朝早いこの時間帯は空いていて快適。
名阪国道からは、初日と全く逆のコースで東京を目指す。けれど朝早いこの時間でも名阪国道は、渋滞していないものの車が溢れており、特に相変わらずトラックが多いのにはウンザリ。亀山からは東名阪高速にのるが、名阪国道とあまり状態は変わらない。車の量が心持ち減ったかな、と言える程度。
四日市JCTから伊勢湾岸高速に入った段階になって、ようやく気分良く走れるようになった。同じ高速道路でも伊勢湾岸高速は、それまで走って来た東名阪高速に比べて、明らかに路面状態も良いことを実感した。現時点での伊勢湾岸高速の終点である豊田南ICからは、一般道(国道155号)を走るがそれは渋滞。でも東名の豊田ICまでの距離は短かったので、鬱陶しい時間も15分間ほどで済んだ。
ちなみにこの区間の工事が完了して伊勢湾岸高速と東名高速とが完全につながるのは、平成16年度中だそうな(道路公団に直接電話して問い合わせたら「来年3月開幕の愛知万博には間に合うよう工事してます」とのことだった)。
豊田ICからは東名高速を一路東京へ。浜名湖SAに着いたのが、ちょうど朝の9時。旅の初日に来たときと全く同じレストランで、全く同じように快晴の浜名湖を眺めながら朝食を食べた。ただ一つ違っていたのは、奥様は魔女だった…じゃなくて、行きは「朝の和食セット」だったけど、帰りは「朝の洋食セット」だったことくらいかな。
あとはひたすら東京へ。途中、沼津で高速を一度おりて三島の「うなよし」(元祖のほうネ)で鰻を食べることも考えたけど、午前10時半という中途半端な時間だったし、朝食をさっき食べたばかりでもあったので、パス。
東名高速は、最後まで渋滞も無く順調。けど東名を降りたらば、環八通りはちょっと渋滞していた。でもそのおかげ(?)で時間調整がされて、家に着いたのはジャスト正午!
部屋に戻って来てまず最初にしたことが、テラリウム水槽のチェック。
魚たちはどうやら無事だった、ひと安心。
ちとふな浪人南紀巡礼 2004春 完
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